コロナの影響で葬儀は1日葬、出席人数10人以内、会食なしというスタイルが多くなりました。
そのような状況で、先日地元の町会役員の方がご逝去されました。私も長い間町会活動と神社の清掃でお世話になった方です。
ご家族の希望は近親者での家族葬です。しかし地元には多くの町会役員が故人様とのご対面を希望しています。
どうしたらよいか・・・。
結果、日曜日と月曜日は城西ホールを開放して、一般の方向けのお別れ会。
火曜日に近親者のみの1日葬をそのまま城西ホールで執り行いました。
日曜日と月曜日で会葬者は100人を超えました。式場を広くしたとはいえ、一度に来られたら大変な3密状態になる可能性がありましたが、両日とも午前10時~夕方4時ならいつでも会いに来てくださいというスタイルでしたので、混み合うことはありませんでした。
ところが、火曜日の近親者だけの家族葬に、多くの町会役員が前日までにお別れが済んでいるにも関わらず来ていただきました。
どれだけ地元の方に愛されていた方なんでしょうか。多くの人に見送られ城西ホールから桐ケ谷火葬場までご出棺されました。
皆様、大勢の方が会葬に来られるのに、必ずしも大きな式場は必要でしょうか?
もちろん立派な式場で高額で大きな祭壇を飾って葬儀にお金をかけて送ることもいいかもしれません。 しかし弊社は、少人数でシンプルなカタチで送りたいと考えている家族を応援しています。
小さな式場の城西ホールで一般の方向けのお別れ会(10時~16時)を行い後日、身内中心の家族葬・・・このような方法を皆様が参考にして頂けたらと思っています。