7月の龍雲寺主催【盆踊り】と8月の野沢稲荷神社主催【お祭り】の地元の2大行事が無事に終了しました。それに加え、仕事が順調で例年以上の件数を施行して大変でした。
9月1日にお祭りの鉢洗いを終え、疲れ果てた私を見て、S君が旅行に誘ってくれました。ただ、彼の今回のテーマが1人15,000円以内の費用を抑えた素泊まり旅行でした。 こういう趣旨は嫌いではありません。最初彼が見つけた旅館は大部屋・相部屋で一泊3000円。そこはさすがに見送らせて頂き、次に見つけたのが熱海の瑞宝荘。4階までのエレベーターが無い古い建物。温泉は通ってなく足も伸ばせない狭いお風呂。そして愛想のよい女将。実はこういう味のある旅館が大好きです。(この時点で旅行点数70点)
初日昼食で食べたカツカレーはあじよしの社長お薦めの宝亭です。美味しかったです。ご紹介ありがとうございました。(この時点で旅行点数80点)
夕飯は熱海駅近くの囲炉茶屋でした。ここも刺身が厚切りで美味しかったです。鮑を頼まなければ金額は想定内でしたが、旅館の外での食事がこんなにいいものかと実感しました。好きなものだけ注文して、地酒を飲み、これまでの苦労が吹き飛びました。(この時点で旅行点数90点)
夜中に宿に戻り、朝まで熟睡でした。旅館での出来立てコーヒーとクロワッサンの良い匂いで目を覚ましましたが、このようなアットホームな旅館大好きです。(最終的に100点)
苦い過去の旅行を思い出したのですが、雪の残る寒い日にS君と箱根のホテルに泊まりまして、夜ホテルの食事を済ませ、浴衣と裸足に下駄というラフな格好で外に飲みに行こうとしました。しかし雪道を歩いても歩いてもスナックはありません。凍えるほどの寒さに限界だったのですが、やっとのことでタクシーを見つけ乗車して、運転手さんいわく『小田原にしか飲める店は無い』とのことで浴衣姿のまま小田原駅に向かいました。時間は夜の8時頃でしたので、小田原駅は帰宅のサラリーマンで一杯で、裸足の浴衣姿の中年男性2人はかなり目立つ存在でした。白い目で見られていたような気がしてものすごく恥ずかしかったです。このような失敗を繰り返し、私とS君の旅行はどんどんクオリティが上がり、今回低予算でこんなにも楽しい旅行が出来ました。
S君・・・いつも私を気にかけて、そして素敵な旅行プランをありがとうございました。
<内訳>
初日の昼食 カツカレー 1,150円
宿代 5,900円
日帰り温泉代 1,500円
外での夕飯代(鮑付き) 7,950円
合計 16,500円
予算1,500円オーバーでした。