現在もコロナ禍の影響で数名での家族葬1日葬が多いです。その時のあるご葬家から言われたのが
『お葬式って8万円位で出来るんじゃないですか?テレビのCMでそう言っていましたよ!』
完全に勘違いをされています。
都内は火葬料だけでも75,000円 骨壺容器とあわせると9万円弱かかるのに8万円でお葬式が出来る訳ありません!
おそらく8万円+別途(火葬料、骨壺容器、控室使用料、保管料)を8万円一式と言っていると思うのですが、これは直葬です。しかも亡くなったのが夜中だったり、火葬場の安置場が満室の時は別の安置費用がかかりますし、寝台車も別途かかります。
テレビのCMで出ている葬儀社は景品表示法違反で1億円の罰金払っています。(※ネットで検索すればすぐに出ます)
あと、直葬の事を誤解している人も多いと思います。
弊社が考える直葬は、亡くなった場所、もしくは自宅、もしくは城西ホールから直接火葬場に故人様をお連れして火葬だけをすることを言います。通夜や告別式はありません。
『〇〇一式〇〇万円~』の【~】は実に怪しいです。個人的には、どの商売も【~】がつくとその最低金額では絶対に出来ないのだろうと思います。
区民葬も誤解される事があります。
例えば『区民葬B124,000円(税別)』と書かれていますが、中には124,000円でお葬式が出来るのだと勘違いする方もいます。124,000円は祭壇と棺だけです。火葬料、骨壺容器、霊柩車、寝台車、防水シーツ、ドライアイス、写真、人件費、ご遺骨祭壇、保管、式場費、仏式用具などは全て別途になります。気を付けてください!
ちなみに令和4年6月1日から桐ケ谷斎場、代々幡斎場の火葬料がまた上がります。燃料代の高騰によるものです。これによりますます臨海斎場や区民葬利用が増えると思います。
<令和4年6月1日以降の火葬料比較>
最上等火葬料 75,000円+7,600円 計82,600円(桐ケ谷斎場・代々幡斎場)
特別室火葬料 107,500円+7,600円 計115,100円(桐ケ谷斎場・代々幡斎場)
特別賓館火葬料145,000円+7,600円 計152,600円(桐ケ谷斎場・代々幡斎場)
※区民葬火葬料(据え置き) 59,600円(桐ケ谷斎場、代々幡斎場)
※臨海火葬料 40,000円(骨壺容器込み)