あるお葬儀でのお話しです。
そのお葬儀では故人様にご縁のある方々やご遺族の関係者の方々から生花を多数頂きました。頂いた生花は全てお葬儀で飾らせていただきました。お花は最後のお別れの際、棺いっぱいにたむけましたが、(残りを)自宅にお持ちしてもたくさん余るほどでした。
そこで告別式終了の時に会葬者や親戚の方に花束にしてお配りすることにしました。
以前はお葬儀で使った花などは縁起が悪いということでお持ちにならず帰られる方がほとんでした。
ただ城西葬祭としては、生きものの命を大事にと考えております。皆様がご自宅に持って帰った花束をいけていただくことが、故人様への供養と考えております。
ただ単に縁起が悪いからということにより、理屈抜きで抵抗を感じる方もいらっしゃる中で、今回のご葬家、親戚、会葬者、皆様にはとても喜ばれました。